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賢見(けんみ)神社と日向(ひむかい)大神宮

小太郎漢方製薬の漢方研究2018年消夏随筆に投稿した原稿を転写します。左が賢見神社、右が日向大神宮。

患者さんの大学生の息子さんが、下痢や便秘はないが吐き気や胃部不快感が取れない、と言って受診された。消化器内科の精査も異常なしだが、処方された薬は一向に効かないとのこと。食生活のアドバイスをして、茯苓飲合半夏厚朴湯や大柴胡湯去大黄あたりを処方し、少しは改善するものの、はかばかしくない。難関大学に通われ、個性派揃いの研究室で大蛇に憑かれたようだ。私の力ではとても祓えない。お母様は藁をも掴む思いで護摩祈祷などお願いに行かれるが、たまたま力量のある阿闍梨さんではなかったのか祓えない。「徳島の賢見神社のご祈祷はどうだろう?」と相談を受けた。徳島の山奥に犬神憑きの呪い(血脈の呪い)をも祓える日本唯一の神社がり、遠隔からもご祈祷をしていただけるとのこと。早速、息子さんの愛用品を送り、ご祈祷をお願いされると見事に祓え、症状は嘘のように改善した。お母様は大いに感激され、ご夫婦揃ってお礼参りに行かれた。

呼吸器症状で通院されていた護摩祈祷をされる阿闍梨さんが、昨今、認知症になられ、魔物に憑かれてお力を失くされてしまった。そればかりか精神不穏で何かと災難に見舞われる。ご自身の護摩祈祷では祓えない。「長年、人助けをしていてもこういう仕事をしていると晩年、不遇な方もいてね」と意気消沈される。そこで賢見神社のご祈祷をお勧めしたところ、ご家族が早速お願いされ、見事に祓えた。体調は目に見えて改善し、すぐにご家族と御礼参りに行かれた。

春のお彼岸に、家族で徳島の脇町へお墓参りに行ったついでに初めて賢見神社まで足を伸ばした。三好市の山奥にある小さな神社だがお参りの人が絶えない。独特の抑揚のあるご祈祷を体験する。祝詞の途中で暴れる人もいるらしく、畳敷きが広い。宮司さんによると国内だけでなく外国からも来られるそうだ。霊感の強い息子は「獣が嫌いそうな物が見えた」と言う。清々しい気分で山を下りた所は、たまたま小太郎の担当者、大西恭代さんの出身地に近く、お勧めのうどん屋さんに立ち寄った。さすが地元情報、大盛況の庶民的なお店のきつねうどんは美味だった。

 

京都の蹴上にある、日向大神宮も霊験あらたかである。京都のお伊勢さんと言われ、小さいながら外宮も内宮も天の岩戸もある。数年前、診療所を心斎橋から梅田に移転しようと1年ほど物件を探したがなかなか見つからない。鍼灸師の友人が治療院の移転先を探した時、日向大神宮にお参りしたらすぐ良い物件が見つかったから是非、お参りしろと勧めるので、早速お参りしたら本当にすぐ良い物件が見つかった。それ以来のご縁で、患者さんにも物件探しや就職先探しにお勧めして何度も助けられている。

最近の例では、49歳の大手メーカーの女性会社員、日頃は職場の人間関係が辛く典型的な肝脾不和である。先日、「社内は厳しくそろそろリストラや関連会社への出向を言い渡されそうだ。出向先は遠くて条件も悪く、会社を辞めて転職するしかない」と嘆かれる。良い転職先が見つかるように日向大神宮をお勧めすると早速お参りされ、なんと次の日に上司から呼び出され、「君にはまだ会社に残って欲しい」と言われたとのこと。「日頃、上司の不満ばかり言っていたが、この職にあることの有難さを思えば何と愚かだったか」と泣いて喜ばれ、肝脾不和は目に見えて改善した。

80代半ばの母娘で来院される方。足腰も弱り通院に便利な街中で住まれている。以前住んでいた坂の上に建つ郊外の家を存命中に売りたい、でも幼い頃からの思い出深い庭が潰されると考えると断腸の思いらしく悶々とされている。そこで日向大神宮をお勧めした。早速お参りされると、若い子供連れの夫婦が買ってくれると言う。しかも庭が気に入ったのでそのまま使うと言われる。母娘は見に来られた中で一番感じの良い若い夫婦に買ってもらえ庭も残してもらえて嬉しい、と泣いて喜ばれ、体調は目に見えて改善した。引き渡しが済んだらお礼参りに行くと言う。

初夏の爽やかな新緑と陽気の中、母の喪も明け、久々に日向大神宮にお参りした。紅葉の名所らしいが普段は京都市内とは思えないほどひっそりと落ち着ける。小高い丘には伊勢神宮の遥拝所があり、五月晴れで雲一つなく、京都御所と平安神宮と日向大神宮が一直線上にほぼ等間隔に並ぶのが一望できた。何か意味があるのだろうが、ただただ有難かった。

 

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