ホリスティックスピリチュアル医学研究会特別講演会2017

私が実行委員の特別講演会は、平成29年5月21日㈰、大阪産業創造館で行われました。一般の方が参加する講演会です。
司会・進行は会員でアナウンサーの平沢 美奈子さん。代表理事の山田義帰先生から挨拶がありました。
1.ながしまクリニック 永島知子
「前世のカルマと血脈の影響、憑依とお祓い、お参り・お札・おまじないの効果」
漢方以外のスピリチャルな内容を人前で話すのは初めてです。お参りやお札などによって即効した症例を多くご紹介、適切に使えば現実に改善し得る可能性があることをお伝えすると大好評でした。神様ナビの仕方もご紹介、早速出来た方々も半数近くはおられました。
2.西本クリニック  西本真司
「潰瘍性大腸炎克服、臨死体験麻酔科医が語る、笑いと音と生まれ変わりの科学」
日本笑い学会の会員でもある西本先生らしく、潰瘍性大腸炎を罹患された際のご自分の臨死体験、幽体離脱の体験をユーモアたっぷりに語られました。血中アディポネクチン、ケトン体など科学的な内容も盛り込んでおられました。先祖や亡くなったお祖母さんとのご縁も紹介されました。
3.育生会横浜病院   長堀優
「生死一如(しょうじいちにょ)~ワンネスの世界」
歴史が100年毎に類似のことが起こること、微生物の作用、原爆後の放射線医の秋月ドクターが塩を使って放射能汚染を防いだこと、チァイナスタディでは植物を主体にしたホールフードの食養生の効果が確認されたこと、量子論が唯物論を変えたこと、村上和雄博士の説、環境や人の思いがDNAも変えること、否定的な信念は病気を作る、病、障害、死で気づくことがある、といった内容でした
ほぼ満席のご来場、心よりお礼申し上げます。次回、私が実行委員をするのは数年先だと思います。

ホリスティックスピリチュアル医学研究会総会2017

特別講演会の前日、第6回ホリスティックスピリチャル医学研究会総会は平成29年5月20日㈯夜、ながしまクリニックで開催されました。

1.きしもと医院 岸本 道美
「宇宙霊憑依の臨床」
2.はしもと内科外科クリニック 橋本 和哉
「現代に蔓延る妖怪憑依~その知られざる実態と対策法」
3.伴はり灸院  伴依子
「憑きもの落としに鍼灸を試みた症例・護摩祈祷の効果」
4.つちだ歯科医院 土田 治
「私説 氏神様をとりまく、見えない神社仏閣参拝シスム」
5.誠尚堂株式会社  飛沢誠一
「魂のエネルギーについて」

なかなかの内容でしょう?短い時間でしたが、特に古い鍼灸書に伴先生の症例で紹介されたお祓い方法があることや、土田先生のお話で氏神様の役割を再認識したことが心に残りました。右の写真は翌日の特別講演会の打ち上げ、最近オープンしたばかりの東心斎橋にあるスタイリッシュなお店、洋食Matsushitaです。

母の死と通導散

小太郎漢方研究2017年消夏随筆に寄稿した文章を転載します。写真左は護摩祈祷に行った雪深い金峯山寺蔵王堂、右は母の葬儀。

パーキンソン症候群と心不全、度重なる骨折で闘病中であった母が2月に逝った。何度も前世で会っており、魂は永遠であるとわかっていても、母の死は何とも寂しい。親子関係が良好だったのでなおさらである。漢方に理解のある先生が多い中堅病院に入院させたかったが、父が縁故にのみ頼って選んだ漢方に理解のない整形外科病院に長く入院させ、手出し出来なかったのが心残りではある。昨年夏の土用の真っ最中、圧迫骨折の破片で脊髄損傷となり、日赤に託されたがベッドの空きがなく、京都の病院で緊急手術となった。母の天中殺月で時期も悪く、なんとか病院の氏神様にだけは参拝、幸い経験豊かな先生のおかげで一命をとりとめた。しかし、大手術と術後の京都からの転院ですっかり消耗し、去年の春の画像では異常がなかったのに、年明け、卵巣癌がすでに肺まで蔓延していた。

お別れが近づき、吉野金峯山寺に2回、護摩祈祷をお願いした。以前、奈良の吉野から来る患者さんの母親が危篤の時、金峯山寺の身代わりお守りを腰に結わえ付けていたが、2回生還して、不思議にも2回とも身代わりお守りが失せた、最後は護摩祈祷で楽に逝けたと聞いていたので、母が危篤の時は母の実家の先祖にご縁のある吉野にお参りしようと決めていた。1月の雪深い日、行って頂いた1回目の護摩祈祷で、母は目覚ましく回復、前向きな気持ちになってくれた。パーキンソン症候群はパーキンソン病とちがって流行りの西洋薬も効きにくく、認知症になることもあるらしいが、最後まで認知症は出なかった。若い頃、大家族の家事や親戚付き合いで苦労した愚痴も出ず「ありがとう、ありがとう」と言っていた。

近くの急性期の病院に入院したが母の病室は新生児室の前だった。その病院で、母は生後間もない私の兄を亡くしていた。「産気づいた妊婦さんが重なってな、私の児が一番後回しで泡を吹いて死んでしまってん」と母は無念そうに語っていた。「そんな昔のこと、ここではゆうてないで」と健気に母は言う。デリカシーのない父は病院長が知り合いだからここに置いてもらい、看取ると言い張ったが、今回ばかりは急性期の忙しい病院だから充分なケアは難しい、と私が療養型の小さな病院に転院させた。療養型の穏やかな病院は漢方に理解があり、補中治湿湯に少量の桃仁を入れて少しずつ飲ませた。

いよいよ状態が悪くなった2月の雪深い日、吉野金峯山寺に2回目の護摩祈祷をお願いした。そのおかげか苦しみが長引かずすぐに逝った。食事が取れなったのは1日足らずだった。実邪が旺盛で呼吸が苦しく、あと数日かと思われた日、便も出ないというので、手持ちのコタロー通導散エキスを少量の水で溶いて飲ませた。こんな状態の母にきつい瀉剤を飲ませるのは気が引けたが「実邪が旺盛の時、通導散で命を懸けて瀉せ、楽に死ねる」という恩師の言葉を思い出し思い切って飲ませた。今までの患者さん達でも経験があったからである。(普段は通導散に桃仁、牡丹皮を入れて原末にして飲んでもらうことも多い。)翌朝、母は安らかに逝った。療養型の病院に転院して10日足らず、やっと漢方を飲ませてもらえ、最後に母に飲ませたコタロー通導散エキスは忘れられない処方となった。

葬儀の際、母が用意してくれた和服の喪服を着ようと和ダンスを開けると、学生時代の几帳面に書き込んだノートと父が旅先から出した絵葉書と一緒に、亡くなった兄の母子手帳が出てきた。あの新生児室の前で母を看取らなくてすんだのは戸籍にもなく、戒名しかない兄の50回忌まで母が供養したからか、と仕付け糸のかかった喪服を出しながら思った。

夏の土用が近づき、昨年、診療を終えてから京都の病院まで母を見舞いに通った日々が思い起こされる。病院の道すがら大手術をせずにこのまま看取ったほうが楽かもしれないと思い悩んでいると涙が出てきた。おりしも山から黒い雲が流れてきて夕立の大雨が降ってきた。身も心もずぶ濡れになりながら母のいる病院への道を急いだ。そんな思い出にひたっている私をそばの写真の中から笑顔の母が見つめてくれている。

 

親の介護とご加護

私達世代の患者さん達のほとんどが、親達が年老いて介護に何かと心折れ、疲弊気味です。九州の義母は3年前に他界し、昨年末、97歳を目前に義父も他界。義父は時代の流れか志願して戦争に行ったそうですが、義父の兄は戦死したけれど幸い生還し、ずっと穏やかでほのぼのした人柄でした。有り難いことに義姉や甥が十分に世話をしてくれました。

 近くに住む実家の母は心不全で倒れて以来、パーキンソン症候群も出て何度も骨折し、誤嚥性肺炎や脊髄損傷など、何度も危なかったのに不思議なご加護でもう5年以上生き延びています。近所に住む弟が協力的でリハビリ入院後、やっと漢方も再開し自宅での介護がスタートした矢先、余病が出て、恐らく長く生きられない状況です。日頃、患者さん達にオススメして絶大なる御利益のある吉野の金峯山寺に母のお護摩をお願いに行きました。いつもの開始時間ではなくその日はたまたま私が着いた時間からお護摩焚き開始。寒い日で臨席したのは3人だけ。丁寧なお護摩焚きに涙が出ました。いただいたお札を病室に置くと、母は前向きで不思議と病状は安定し穏やかです。主治医も「なかなか悪くなりませんね」と言われます。同居していた父方の祖父母の世話を健気に全うした母には穏やかに今生を全うしてほしいと祈るばかりです。

先日は義父の49日の法要で福岡から長崎の大村に納骨に行きましたが、あいにくの雨。毎日欠かさず実行している、塩谷信夫先生の正心調息法で「納骨、晴れた」と一心に祈ると、読経と納骨の間、本当に雨がからりとあがり、晴れ間さえ出ました。義父の清々しい人柄に相応しいご加護でした。

 

大祓のお参りとマンナ

日程は様々のようですが6月30日には大祓の神事が行われます。自宅の氏神様、住吉区の生根神社では夏祭りに向けて七夕飾りと一緒に茅の輪が設けられます。神事には診療時間で参加出来ないのですが、去年、たまたま大祓の日に参拝したところ、大麻(おおぬさ)という白い箒みたいな神具でサーッサーッと神様が祓って下さるのが見えました。生根神社の神様は時々お参りするので親しくなり、私には鼻の大きな男の神様に見えます。日頃は神棚、仏壇、神社やお寺で拝んでいると、神仏は「まな」とか「マンナ」とか呼ばれる何かお菓子か食べ物のようなものを投げて下さるのが見えます。この有り難い賜り物を投げて下さると、ご加護をいただけた、と嬉しくなり何かと感謝の気持ちが湧いて来ます。でも、大祓の日には「マンナ」の賜り物ではなくて大麻(おおぬさ)でのお祓いなんです。去年と今年の大祓の日に確認してやっぱり、という感じです。お祓いして下さる神仏の姿が見えた人々が大祓の行事を始めたのかも知れません。大祓の日にそんな話をしていましたら、ある患者さんが自宅の氏神様の茅の輪をくぐって来られ、3週間ほどものすごく体調が良かったとのこと。邪気を祓っていただき、猛暑に向けて養生したいものですね。写真は生根神社の茅の輪と、実家の父がご縁のある壺井八幡宮からいただく茅の輪です。

長堀優先生のご講演in京都

平成28年6月12日(日)「空海記念統合医療病院」設立に向けた記念講演会in京都にて、来年、私が当番に当たっているホリスティックスピリチュアル医学研究会特別講演会でお招きする長堀優先生がトリで話されると伺い出掛けました。真言宗の僧侶や先週、高松の東洋医学会でもシンポジウムをされていたガン研有明病院の星野恵津夫先生が東京での設立を企画されているようです。このところ3週間連続で学会、研究会に出掛けており、午前の講演は迷わずパス。午後から参加しました。長堀優先生、真摯に医療に向かっておられ、クリーンで気付きが素晴らしいです。ホリスティックスピリチュアル医学研究会特別講演会に相応しい先生です。「見えない世界の科学が医療を変える~がんの神様有り難う~」の爽やか~なご著書は拝読しましたが、私の神様ナビで長堀優先生が良いと出たのは流石に的確です。神様ナビ、いつも助けて下さって有り難う。来年の特別講演会のもう1人の講師、西本真司先生も参加されており3人で西本先生お得意のワハハポーズで記念撮影しました。

日本東洋医学会学術総会in高松

平成28年6月4~5日、四国で初めての開催となった日本東洋医学会学術総会に参加しました。真面目な漢方の学会や研究会にもちゃんと出席しているんですよ。会頭は徳島の東洋病院の清水寛先生。東洋病院は太極拳や薬膳、漢方を取り入れておられ高齢者に優しい病院のようです。会頭講演を聞きながら、初学の頃大阪で伺った清水先生の腹診の講義を懐かしく思い出しました。いつも四国には淡路島から徳島に入るため岡山から高松に入ったのも実は初めて。会場も瀬戸内海が見渡せヨットが点在し、大満足の眺めです。
以前、京都の学会でのシンポジウムでご縁を得た、福岡の平田道彦先生がランチョンセミナーの講師をされるため、すぐ無くなるチケットをゲットすべく、始発で大阪を出発。家族の食事の用意もあり、不本意ながら完徹でした。道中眠って英気を蓄え、一番前で拝聴し、ご講演後、九州のスピリチュアル系の漢方仲間のお話も伺え、ご縁をいただけたのは大収穫でした。やはり九州の先生方とは波長が合います。
最近、お近づきになり、気感が素晴らしい大阪の田辺智子先生を、家族ぐるみでお世話になっている大分県日田市の松浦達雄先生にご紹介し、高松の清々しい老舗レストラン、香松で一緒にお食事しました。日頃の慌ただしさから離れ、まさに気の合うお話に疲れが吹き飛びました!このご縁で田辺先生、松浦先生、お世話になっている鍼灸師の伴依子先生と永島一家は、夏の比叡山延暦寺一泊ツアーを企画したんです。どんな展開になるか楽しみです。
写真は早起きして出掛けた小雨模様の栗林公園。菖蒲園の端っこに映っている毘沙門天の小さな祠にお参りしました。

ホリスティックスピリチュアル医学研究会講演会東京

 

 

 

 

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2016年年5月29日(日)、東京日比谷コンベンションホールにて、ホリスティックスピリチュアル医学研究会特別講演会が開催されました。私は理事なので受付おばさんです。今年は渋谷塚田クリニックの塚田博先生が実行委員。塚田先生はご自身のクリニックblogで聖職者のように熱く語っておられる人格者です。演題は3題。
ヨガの第一人者、龍村修先生による「スピリチュアリティーを高める生き方」~ヨガを通して心身霊を磨く~(手軽で効果の高い指ヨガの指導もありました)
レイキ気功法を普及されている飛沢誠一先生による「幽体起因の病気とその対応について」(私は受付にいて聞けませんでした)
胎内記憶のご著書で知られる産婦人科医、池川明先生による「自分の魂と語る、たまちゃんワーク」(参加者の感度が良く、多くの方々がご自分の魂の声を聞くことが出来ました。右の写真は池川先生とのツーショット)

会場は大盛況。何だか時代ですね。こうした会に参加し、共感して下さる方々がいるなんて。今回も見えない力の後押しを感じました。来年5月は大阪で私が実行委員です。講師の先生は「見えない世界の科学が医療を変える」~がんの神様ありがとう~のご著書で知られる爽やかな外科医、長堀優先生、と幽体離脱を経験されたホリスピ研理事の西本真司先生(噺家ではないか、と思われるくらい楽しい講演がお得意)を予定しております。講演慣れしていない私も日頃感じ、患者さん達と共感している事を出来るだけ隠さずお伝えし、皆さんのご意見を伺いたいと考えております。日程は2017年5月21日か28日のどちらかです。会場予約の都合でまだ確定しておりませんが2016年11月頃にはご案内出来ると思います。ご関心のある方は是非、ご参加下さいませ。

比叡山延暦寺、横川の玄三大師のお札

2016年4月29日、GWとは思えない寒い日に、ホリスティックスピリチャル医学研究会で比叡山パワースポット巡りのイベントがありました。20人ほどの一般参加があり、嬉しかったです。

その数日前から、我が家では霊感の非常に強い息子が魔神の接近を感じ、危機感を訴えておりました。こんなに毎朝、神棚仏壇を拝み、頻繁に正しい神社仏閣を拝んでいる我が家に何故?息子は以前、西教寺で購入した玄三大師のお札とどこかの寺院で購入した牛王法印を広げて、「これでガード出来る。あと、烏が沢山書いてある、熊野大社の牛王法印があれば良いのだけど。ちょうどホリスピ研で比叡山に行くんだろ、横川で何か見つかるよ。地獄の釡に蓋をしてくれているのは天台だよなぁ」などと申します。熊野大社はまだ行けていなくて、早速、インターネットから熊野大社の牛王法印をプリントアウトし玄関先に置くと、無数の烏がわ~っと出て来て何かを阻んでいるのが見えました。その翌日、カフェローデストンのママさんと検討の結果、どうも頂いているお札の中に不具合が出て来たものがあることを発見。逆効果になり、アンテナのように邪神や魔神を呼び込んでいるようです。仕方なく、霊力に魔が差したお札はすべて自宅の氏神様にお返ししました。

比叡山パワースポット巡りの記事はホリスピ研のHPに簡単に紹介されていますので是非ご覧下さい。横川の玄三大師堂では4種類のお札が購入出来ますが、特に玄関の屋外に貼るように言われた角大師のお札は、こうした魔除けの役割が強いように感じます。「一番よく売れ、四天王寺のお坊さんも購入されましたよ」と玄三大師堂で伺いました。四天王寺にも玄三大師堂があるからそのご縁でしょうか。角大師のお札を貼って我が家にはやっと、魔神は来なくなりました。霊験あらたかです。魔滅大師(豆大師)のお札は職場にも貼りました。やっと一安心です。

荘厳な延暦寺根本中堂で不滅の法燈の薬師如来のお守を購入。根本中堂前には大きな龍穴があり、冬のような寒い日でしたがとても暖かく参加者一同で暖を取りました。その龍穴にはキョロキョロした大きな目の龍がおり歓迎してくれました。私だけ見えていたんですけど。それから、最後に明王堂近くの、以前、千日回峰行をされる時の宿所があり一般の人は入れないと伺った場所の傍を訪れ、行者さんの気迫の霊気を感じてお開きになりました。縁の下にボロボロになった草鞋が4~5足干してあり、厳しい修行と行者さんの真摯な思いを垣間見て胸が熱くなりました。

写真は左が横川の玄三大師堂、右が延暦寺根本中堂です。

「乳ガンのリスクを避けられ塩分も排出するTGGヨーグルトは患者さんにも好評」

「ゆほびか」2015年12月号に掲載していただいたTGG(豆乳グルグルヨーグルト)の記事を紹介します。写真では読みにくいので本文だけですが。文章は記者さんのものです。

TGGヨーグルトを知り「これはいい!」

「ゆほびか」で豆乳グルグルヨーグルト(以下、TGGヨーグルト)の記事を見たとき、私はすぐに「これはいい!」とピンときました。というのも、私のクリニックへ不調を訴えて来る人の中には、牛乳、バターなどの乳製品が含まれる洋菓子類、また、チーズやヨーグルトが好きなかたが非常に多いのです。特にヨーグルトは、皆さん「体にいい」と信じて一生懸命食べておられます。しかし、私はこれら乳製品を日常的に摂取することが、体の不調と関連しているのではないかと、常々感じていました。ですから、玄米と豆乳だけで作るTGGヨーグルトなら、普通のヨーグルトの代わりとして食べられて、乳製品の摂取を減らすことに役立つのではないかと思ったのです。乳製品が体の不調に関連しているのではないかと考えるようになったのは、自分自身や患者さんの症例などからです。肌荒れに悩んで来る人は皆、乳製品を好んで食べています。私も若い頃はヨーグルトが好きでよく食べていて、ひどい吹き出物に悩まされていました。私の経験上、乳製品は体にブツブツを発生させるのです。実際、乳製品を控えるように生活指導を行うと、皆さん肌がきれいになります。時間をかければ、こじれた皮膚炎や乾癬のような難しい病状ですら改善していくのです。

乳・乳製品の消費量が多い国は乳ガンの発生率が高い

また、漢方治療を行う当クリニックには、ガンをはじめ難病のかたも多く来られます。そのような人たちも、たいてい乳製品や肉などの動物性食品をよく食べています。山梨医科大学教授・佐藤章夫先生の著書によると、世界40ヵ国を調べた研究で、乳・乳製品の消費量の多い国では明らかに乳ガンの発生率が高いといいます。日本では乳製品の消費量が増えたここ50年の間で、乳ガンによる死亡者数が約7倍になったのだそう。確かに、日々の診療の中でも、乳ガンや子宮筋腫、子宮内膜症が増加してきていることを実感しています。すべてがそうだとは言いませんが、不自然な牛の育て方で、牛乳に異常な量の女性ホルモンが含まれることなどが影響しているのではないでしょうか。42歳で乳ガンになり、度重なる再発・転移をくり返したイギリスの科学者、ジェイン・ブラント教授は、自らの経験を省察し「乳ガンは乳・乳製品によって起こる」と結論づけています。そして乳製品を完全に断ち切ることで、ガンを克服しました。私の患者さんにも、肉・卵・乳製品を断ち、末期ガンから生還した人が何人かいます。こうした事実をまのあたりにすると、乳製品が体に与えるリスクを感じざるをえません。そんな問題意識もあって、TGGヨーグルトを知ってから、私は自分でも作って食べるようになり、患者さんにも勧めています。

「下剤の量が減った」「経血がきれいになった」の声も

実践している人からは、「おいしい」「肌がきれいになった」「お通じがよくなった」と、とても好評です。100歳の女性から「TGGヨーグルトのおかげで下剤の量が減った」、41歳の女性から「経血がきれいになった」という報告もありました。私も、肌の調子がよいことに加え、腸内細菌が変化したのか、便のにおいが変わってきました。TGGヨーグルトは、発酵食品なので、腸内環境を整えるのに役立ちます。漢方では、大腸と肺は表裏の関係。肺の状態は体表や鼻、嗅覚にあらわれると言われているので、呼吸器系や肌の状態がよくなるのです。もちろん腸内環境が整えば、全身の健康状態もよくなります。前述したプラント教授は、乳ガン予防に「乳製品を食べない」「大豆製品をたくさん食べる」「新鮮な野菜・海草・果物を食べる」という3点を勧めています。この点においても、TGGヨーグルトはピッタリな食品と言えるでしょう。みそやぬか漬けなどの発酵食品と違って、TGGヨーグルトは塩分を気にせず食べられることも利点です。大豆にはカリウムやマグネシウムが豊富に含まれるので、体内の余分な塩分を排出する効果も期待できます。手作りとなると、衛生面を気にする人がいますが、市販品に含まれる防腐剤などの添加物の害を思うと、手作りのもののほうがよっぽど安全ではないでしょうか。無農薬の玄米や遺伝子組み換えでない有機栽培の大豆で作られた無調整豆乳など、素材も自分で吟味できるので納得できます。作り方も簡単で、固まったらそれでOK。あとは冷蔵庫に入れておけば、過発酵は防げます。私は200mlを朝1回食べています。牛乳から作られたヨーグルトを毎日のように食べていた人によっては、それに代わるTGGヨーグルトの登場は、まさに朗報です。乳製品によう健康リスクを減らして、腸内環境から体を整えるすばらしい食べ物だと思います。

グラフ:1;乳・乳製品の消費量の多い国は乳ガン発生率が高い   2;日本の乳・乳製品の消費量は、戦後右肩上がりに増えている  3;日本の乳ガンの死亡者数は1960年代から着実に増えている  (グラフは省略します)